住宅 宝塚F邸 上棟

宝塚F邸の棟が上がりました。

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大屋根の下地も貼り終わりました。
この上に金属屋根を貼っていきます。
単純で大きな面というのは一見簡単そうに見えますが、逆に逃げのきかない作業になって、きれいに見せるのがとても難しいのです。
板金屋さんの腕の見せ所ですね。

宝塚F邸の計画の詳細についてはこちら→宝塚F邸HP

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軒先部分は工務店さん、大工さん、プレカット業者さんと苦心惨憺してディテールを決めたところ。
軒先の部材の四角い穴があいているところに雨どいが入ります。軒先をシャープに見せながら、強度を確保しなくてはいけませんから寸法の決定には気を遣いました。
この現場は設計の段階から各業者さんとの打合せを綿密に行って図面を作成していったのです。おかげで今のところ作業はスムーズに進んでいます。

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リビング部分の屋根の重なり。
左上にロフト部分が見えています。ここはガラスが貼られますので、常にやわらかく明るい光が注いできます。
正面に見えるコンクリートの壁が、前回まで敷地に独立して建っていた壁ですね。

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反対のエントランス側から見るとこうなります。
アプローチからエントランスへの導入の役割を担います。

今回の大工さんは生野U邸のときにお世話になった大工さん。
現場で遅くまで納まりの打合せをくり返していたことを思い出します。
その当時からとても熱心で優秀な大工さんでしたが、それから5年が経ち、現場を切り盛りする押しも押されもせぬ棟梁となっていました。
また現場で一緒に仕事ができると思うと、とても楽しみです。

生野U邸のページはこちら→生野U邸HP


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